ヤマハ マジェスティ250(YP250 4HC1)
定価 479,000円(税抜き)
色
コンペティションシルバー(シルバー)
ブラック2(黒)
ディープレッドカクテル(赤)
排気量 250cc
最大出力 21ps/6500rpm
最大トルク 2.4kg/5500rpm
エンジン種類 水冷・4サイクル・単気筒・2バルブ
タンク容量 11リットル
95年8月ビッグスクーターヤマハマジェスティはグローバルスポーツセダンとして登場
95年8月発売当時の特徴
@4サイクル・SOHCの単気筒水冷エンジン
AVベルト式無段階変速機構の採用
B油圧式フロントディスクブレーキ採用
C前後12インチの軽合金ホイールの採用
D可変バックレスト付シート
E大型ウィンドスクリーンの装備
発売当時の開発の意図
ヤマハマジェスティ250は、ヤマハにおけるスクータークラスの充実を図るべく、最大排気量を有する大型スクーターとして、新たに開発したモデルで、その特徴として、可変バックレスト付シート、大型ウィンドスクリーン等を装備しており、走行時の乗員の疲労低減、快適性の向上を図った中・長距離クルージングスクーターです。
フレームNO.4HC− から始まります。
ヤマハ マジェスティ250
(YP250 4HC2)
1996年6月発売
色
コンペティションシルバー
(シルバー)
ブラック2(黒)
ディープレッドカクテル(赤)
ニューシルバーダスト
(シルバー)
以上4色
96年発売のマジェスティの変更点は色(ニューシルバーダスト)の追加です。
車体写真
ヤマハ マジェスティ250
(YP250 4HC3)
1997年4月発売
色
ディープイッシュ
ブラックカクテル(深緑)
コンペティションシルバー
(シルバー)
ダークバイオレット
カクテル(青)
ディープレッドカクテル(赤)
以上4色
97年発売のマジェスティの変更点はブラック2、ニューダストシルバー、の廃止。ダークバイオレットカクテル、ディープイッシュブラックカクテルの追加。
ヤマハ マジェスティ250
(YP250 4HC4)
1998年1月発売
色
ディープイッシュ
ブラックカクテル(深緑)
ニューシルバーダスト
(シルバー)
ベリーダークブルー
カクテル4(青)
以上3色
98年発売のマジェスティの変更点はディープレッドカクテル、コンペティションシルバー、ダークバイオレットカクテルの廃止。ニューシルバーダスト、ベリーダークブルーカクテル4の追加。
ヤマハ マジェスティ250
(YP250 4HC5)
1999年1月発売
色
ニューシルバーダスト
(シルバー)
ベリーダークブルー
カクテル(青)
以上2色
99年発売のマジェスティの変更点はディープイッシュブラックカクテルを廃止しベリーダークブルーカクテル4をベリーダークブルーカクテルに変更した。マジェスティの4HCシリーズは1999年1月発売の車輌で終了となる。
ヤマハ マジェスティ250SV
(YP250S 5CG1)
1997年11月発売
定価 529,000円(税抜き)
色
コンペティションシルバー(シルバー)
ニューシルバーダスト(シルバー)
シルキーホワイト(白)
ベリーダークブルーカクテル(青)
排気量 250cc
最大出力 21ps/6500rpm
最大トルク 2.4kg/5500rpm
エンジン種類 水冷・4サイクル・単気筒・2バルブ
タンク容量 11リットル
ヤマハ マジェスティ250SV
(YP250S 5CG3)
1998年発売
定価 529,000円(税抜き)
色
ニューシルバーダスト(シルバー)
シルキーホワイト(白)
ベリーダクブルーカクテル(青)
フロストシルバー(ガンメタ)
排気量 250cc
最大出力 21ps/6500rpm
最大トルク 2.4kg/5500rpm
エンジン種類 水冷・4サイクル・単気筒・2バルブ
タンク容量 11リットル
ヤマハ マジェスティ250SV(5CG1,3)の特徴
フレームNO.SG01J- から始まる。
マジェスティ(4HC1〜5)とは見た目ほとんど変わりません。大きな違いは後ろブレーキがディスクブレーキに変更されていることです。その為制動能力はマジェスティのドラム式より良くなっているはずです。その他エンジン、フレーム、外観ほとんど変わりありません。但し価格がマジェスティ250SVの方が529,000円とマジェスティより50,000円ほど高くなっています。
ヤマハ マジェスティ250ABS
(YP250A 5CG2)
1998年6月発売
定価 559,000円(税抜き)
色
ニューパールホワイト(白)
ニューシルバーダスト(シルバー)
排気量 250cc
最大出力 21ps/6500rpm
最大トルク 2.4kg/5500rpm
エンジン種類 水冷・4サイクル・単気筒・2バルブ
タンク容量 11リットル
ヤマハ マジェスティ250ABS
(YP250A 5CG2)
1998年12月発売
定価 559,000円(税抜き)
色
ニューパールホワイト(白)
ニューシルバーダスト(シルバー)
ブラック2(黒)
排気量 250cc
最大出力 21ps/6500rpm
最大トルク 2.4kg/5500rpm
エンジン種類 水冷・4サイクル・単気筒・2バルブ
タンク容量 11リットル
ヤマハ マジェスティ250ABS(5CG2,4)の特徴
フレームNO.SG01J- から始まる。
マジェスティ(4HC1〜5)とは見た目ほとんど変わりません。大きな違いは後ろブレーキがディスクブレーキに変更された上、ブレーキシステムにABS(アンチロックブレーキシステム)を装備しているところです。これにより車輌重量がマジェスティ158kgに対してマジェスティABS169kgとリヤディスクブレーキ&ABS搭載により約11kg重くなっています。その他エンジン、フレーム、外観ほとんど変わりありません。但し価格がマジェスティ250ABSは559,000円とマジェスティより80,000円高くなっています。
製作者の感想
ここまでがマジェスティの初期型といわれるものだと思います。これまでのマジェスティは毎年モデルチェンジをしたくさんの色を出しております。とても種類が多くて覚えられません。
この当時のマジェスティはガソリンの給油口がシートに付いていました(厳密にはシートの前側です)のでガソリンを入れるときに少々苦労したかもしれません。(ガソリンがシートに付いてしまったとか・・・)
最後にマジェスティSVというグレードは1997年11月発売(5CG1)、1998年12月発売(5CG3)の2機種で終了しています。この後1999年10月にフルモデルチェンジしますが、ここからはリヤディスクブレーキは標準装備となります。
ヤマハ マジェスティ250
(YP250 5GM1)
1999年10月発売
定価 549,000円(税抜き)
色
コンペティションシルバー(シルバー)
ニューシルバーダスト(シルバー)
シルキーホワイト(白)
ベリーダークブルーカクテル(青)
排気量 250cc
最大出力 22ps/7000rpm
最大トルク 2.3kg/6000rpm
エンジン種類 水冷・4サイクル・単気筒・2バルブ
タンク容量 12リットル
ヤマハ マジェスティ250
(YP250 5GM8)
2001年2月発売
定価 549,000円(税抜き)
色
シルキーホワイト(白)
ベリーダークグリーンメタリック(緑)
シルバー1(シルバー)
ビビットレットカクテル(赤)
ブラック2(黒)
排気量 250cc
最大出力 22ps/6500rpm
最大トルク 2.4kg/5500rpm
エンジン種類 水冷・4サイクル・単気筒・2バルブ
タンク容量 12リットル
ヤマハ マジェスティ250(5GM1,8)の特徴
フレームNO.SG03J- から始まる。
1999年フルモデルチェンジをしたマジェスティ250。
当時はマジェスティ250SVやマジェスティ250ABSの設定はありません。モデルチェンジ以前のマジェスティ250とは外観から中身まで全て改良されています。
外装は以前の角張った形から丸みをおびた形に変更されています。
エンジンは駆動系を完全に改良し乗り心地がさらに良くなりました。
リヤのドラムブレーキを廃止し全てのモデルにリヤディスクブレーキを搭載しました。
主に上記のようなところを変更した結果、以前のマジェスティより価格が70,000円ほど上がりましたが、それ以上に車両の価値を上げる事が出来たのではないかと思われます。
1999年位からビックスクーターのカスタム車が一気に増え巷ではビッグスクーターのカスタムをした車がどんどん走りまじめました。
それに伴い各社250ccのビッグスクーター市場にガンガン投入し始めます。それによりビッグスクーター市場が活性化し2000年末マジェスティの国内累積販売台数(初代モデルから)は52,000台となります。マジェスティはこの辺りからビッグスクーターの代名詞となる。2001年マジェスティの出荷台数は10,000台を超えます。
マジェスティ250 5GM1と5GM8の見分けるポイントはヘッドライトとスクリーンの間にあるカバー(フロントグリル)が5GM1は全色黒になっているのに対し、5GM8は全色車体と同色になっています。それが99モデル01年モデルの見分けるポイントです。(但し中古車の場合車体色と同色の物に変えていたり塗装していたりする物も有ります。)
ヤマハ マジェスティ250(YP250 5SJ1)
定価 559,000円(税抜き)
色
シルキーホワイト(白)
シルバー3(シルバー)
ダークバイオレットメタリックA(青)
排気量 250cc
最大出力 22ps/7500rpm
最大トルク 2.3kg/6000rpm
エンジン種類 水冷・4サイクル・単気筒・2バルブ
タンク容量 12リットル
今回の変更内容は、
@アンサーバック機能付き・リモコン開閉式キーシャッターの採用
A前後サスペンション性能の向上
B5連メーターやシルバー塗装のヘッドライトエクステンション採用による外観向上
Cシート形状やリヤフートレスト形状変更などによる乗車時のフィット感向上 など
2002年3月ビッグスクーターヤマハマジェスティはモデルチェンジをして登場1999年10月から約2年5ヶ月でのモデルチェンジです。
99年01年モデルより10,000円ほど価格がアップしています。しかしその価格以上にリモコンや5連メーターと進化をしています。
フレームNO.SG03J− から始まります。
ヤマハ マジェスティ250ABS
(YP250A 5SJ4)
2002年5月発売
定価 599,000円(税抜き)
色
シルキーホワイト(白)
シルバー3(シルバー)
排気量 250cc
最大出力 22ps/7500rpm
最大トルク 2.3kg/6000rpm
エンジン種類 水冷・4サイクル・単気筒・2バルブ
タンク容量 12リットル
この年1998年以来4年ぶりに市場からの要望が高かったマジェスティABSを投入。
ブレーキシステムの信頼性を向上したがその分車両重量がマジェスティ171kgに対しマジェスティABS178kgと7kgアップ。
フレームNO.SG03J- から始まります。
ヤマハ マジェスティ250C
(YP250C 5SJ3)
2002年6月発売
定価 579,000円(税抜き)
色
シルキーホワイト(白)
ブラック2(黒)
排気量 250cc
最大出力 22ps/7500rpm
最大トルク 2.3kg/6000rpm
エンジン種類 水冷・4サイクル・単気筒・2バルブ
タンク容量 12リットル
マジェスティC2002年6月初登場
ビッグスクーターのカスタム化が進む中待ちに待ったマジェスティCタイプがこの年発売されました。ビッグスクーターでは定番になったショートスクリーン、メッキハンドル(パイプハンドル)、ホワイトメーターパネルを標準装備し若年層向けに開発されたモデル。これにより定価はマジェスティより20,000円ほど高くなったが、カスタムをする手間が省けた分安くなったと言える。この年のマジェスティC(黒)がドラマに使用され、よりいっそう人気が出る事となる。
このマジェスティCの発売により マジェスティ マジェスティABS マジェスティC の3モデルがラインナップにそろった。
ヤマハ マジェスティ250
(YP250 5SJC)
2003年2月発売
定価 559,000円(税抜き)
色
シルキーホワイト(白)
シルバー3(シルバー)
ダークパープリッシュブルー
メタリック(青)新色
排気量 250cc
最大出力 22ps/7500rpm
最大トルク 2.3kg/6000rpm
エンジン種類 水冷・4サイクル・単気筒・2バルブ
タンク容量 12リットル
ヤマハ マジェスティ250C
(YP250C 5SJD)
2003年2月発売
定価 579,000円(税抜き)
色
シルキーホワイト(白)
ブラック2(黒)
ライトレディッシュ
イエローソリッド(黄)新色
排気量 250cc
最大出力 22ps/7500rpm
最大トルク 2.3kg/6000rpm
エンジン種類 水冷・4サイクル・単気筒・2バルブ
タンク容量 12リットル
ヤマハ マジェスティ250ABS
(YP250A 5SJ4)
2003年2月発売
定価 599,000円(税抜き)
色
ダークグレーメタリック(グレー)新色
排気量 250cc
最大出力 22ps/7500rpm
最大トルク 2.3kg/6000rpm
エンジン種類 水冷・4サイクル・単気筒・2バルブ
タンク容量 12リットル
フレームNO.SG03J- から始まる。
マジェスティ250は2002年1年間でシリーズ合計21,083台の出荷をし過去最高を記録する。国内メーカーの出荷では14年ぶりに軽二輪での単独銘柄2万台超となった。中でもマジェスティCは若年層から人気を集め、同シリーズ中50%弱の販売比率を占めている。このマジェスティCにイエローを追加した。そして、この年の9月に阪神タイガースが優勝し、一気に人気が出たとかでないとか?そんなこんなで、この年もマジェスティはビッグスクーター市場を独占することとなる。
ヤマハ マジェスティ250Cリミテッドエディション
(YP250C 5SJF)
2003年5月発売(5〜9月の期間限定生産)
定価 599,000円(税抜き)
色
ビビットレッドカクテル(赤)
ブラック2(黒)
排気量 250cc
最大出力 22ps/7500rpm
最大トルク 2.3kg/6000rpm
エンジン種類 水冷・4サイクル・単気筒・2バルブ
タンク容量 12リットル
スタンダードモデルとの相違点
・専用レッドも地盤メーターパネル
・ヘルメット収納スペースをレッドに統一(マット&照明)
・レッドリアサスペンションスプリング
・レッドパイピングシート
などカスタム感溢れる専用装備を施した。
ヤマハ マジェスティ250C
(YP250C 5SJD)
2003年2月発売
定価 579,000円(税抜き)
色
シルキーホワイト(白)
ブラックメタリックX(黒)新色
ベリーダークオレンジ
メタリック1(オレンジ)新色
排気量 250cc
最大出力 22ps/7500rpm
最大トルク 2.3kg/6000rpm
エンジン種類 水冷・4サイクル・単気筒・2バルブ
タンク容量 12リットル
カスタム感溢れるテイストが若年層からの人気を集め、現在は同シリーズの中で90%弱の販売比となっている。今回はホワイトを継続し、ドレスアップやカスタム化で映える個性的な2色を新たに設定、3色共にホイールはブラックを採用。
ヤマハ マジェスティ250C
マットブラックエディション
(YP250C 5SJJ)
2004年6月発売(6〜8月期間限定生産)
定価 589,000円(税抜き)
色
マットブラック(黒)
排気量 250cc
最大出力 22ps/7500rpm
最大トルク 2.3kg/6000rpm
エンジン種類 水冷・4サイクル・単気筒・2バルブ
タンク容量 12リットル
マジェスティシリーズ国内販売10万台達成記念モデル(1995年8月から2004年4月の累計)MAJESTY C MAD BLACK EDITION
スタンダードモデルとの相違点
・クロムメッキの専用ヘッドライトエクステンション
・専用文字盤のメーターパネル
・ヘルメット収納スペース祖レッドに統一(トランクマット&照明)
・キーホールレッド照明
・リモコンレッドボタン
・専用エンブレム
・スモーククリアー仕上げのマフラープロテクター
など
発売日 | マジェスティ250 | マジェスティ250SV | マジェスティ250ABS |
1995年8月 | YP250(4HC1) | ||
1996年6月 | YP250(4HC2) | ||
1997年4月 | YP250(4HC3) | ||
1997年11月 | YP250S(5CG1) | ||
1998年1月 | YP250(4HC4) | ||
1998年6月 | YP250A(5CG2) | ||
1998年12月 | YP250S(5CG3) | YP250A(5CG4) | |
1999年1月 | YP250(4HC5) | ||
1999年10月 | YP250(5GM1) | ||
2001年2月 | YP250(5GM8) | ||
2002年2月 | YP250(5SJ1) | ||
2002年5月 | マジェスティC | YP250A(5SJ4) | |
2002年6月 | YP250C(5SJ3) | ||
2003年2月 | YP250(5SJC) | YP250C(5SJD) | YP250A(5SJE) |
2003年5月 | YP250C(5SJF) | ||
2004年2月 | YP250C(5SJH) | ||
2004年5月 | YP250C(5SJJ) |
最後にこの”ビッグスクーターマジェスティの歴史”内容は私、個人が調べたものですので100%信頼できる内容ではありません。
マジェスティについて何かお調べになるときの参考程度にしていただけると幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました。