バイク店川口輪業のオートバイカスタムへのこだわり 配線編 




ここからは、バイク店川口輪業のこだわりの配線についてご説明します。

始めに図@及び図@拡大に有りますようにカスタム用のウィンカーはアース線(−線)がウィンカーボディの外側から取り出すようになっています。その為図@の様な配線の取付けになってしまい、配線のまとまりが悪く、近くでウィンカーを見るとせっかく自分の好きなウィンカーを取り付けたのにもかかわらず、あまり見栄えが良くありません。

次に図A及び図A拡大ですがこちらは当店で独自にウィンカーを加工しました。+線、アース線(−線)を2本ともウィンカーボディから取り出すことにより、ウィンカーの周りがスッキリしこの部分だけでもかなり見た目がよくなり、しかも配線の取り出し方が純正ウィンカーに近い取り出しになるので図@より綺麗に見えます。


それでは、ウィンカー本体について説明します。
もともとのカスタム用ウィンカーは左図の様にウィンカーボディから+線1本のみ取り出されています。その為、このまま取付けてしまうと図@の様にアース線(−線)をウィンカーボディの外から取る事となります。そうなると、配線のまとまりが悪く、見た目があまり綺麗ではありません。
そこで車両に取り付けた際、見栄えを良くする為に次のように加工します。


左図の様にウィンカーを分解し、ウィンカーの中の配線及びソケットを加工して、ウィンカーボディから配線が2本(+線、−線)を出す様にします。これでオートバイに取り付けた際、配線がウィンカーの取り出し口から1本にまとまっている様に見えるので、ウィンカー周りの配線がスッキリして見えます。通常ツーリング走行や街乗り等で走行するにはウィンカーを加工しなくても問題ありません。ただ私共川口輪業がこだわりたいのは通常走行するのはもちろん、誰から見ても「かっこいい」言われるオートバイのカスタムをしたいと常日頃思っていますその為、細かいことですが配線のまとまりにもこだわってみました。


さらにバイク店川口輪業のオートバイカスタムは配線の色にもこだわりを持っています。


さらに、配線を加工するに当たり配線の色にもこだわっています。上にあります写真のテールランプが配線加工前、その隣にある写真のテールランプが配線加工後です。用品パーツは用品メーカーにより配線の色が決められており、カスタムしたいオートバイの配線に合わせてテールランプの配線の色は作られていません。(例外もあります)その為当店では修理するときのことも考えて配線の色を車体の配線色に合わせて加工します。

その場で各配線色の役目を理解していなければならないのは当たり前のことですが、修理の際、カスタムパーツの配線の色と車体に付いている配線の色が異なると、修理途中混乱してまい、作業が進まない場合がございます。それを防ぐために、この様な作業もカスタムの際、同時におこないます。

さらに右側にあります写真が当店で保有しています配線です。オートバイ本体についている配線と全く同じ色とはいきませんが、少しでも近い色の配線を使用するよう心がけております。




上の写真が配線加工後の完成写真です。
最後にカスタムパーツ(ウィンカー、テールランプ)を車載する前に配線を黒のチューブで細くまとめます。これにより車体色(フレーム色)と同系色になるので、外からは配線が通っている事が見えにくくなり、さらに車体全体がまとまって見えます。
この様なカスタムは ヤマハ TW225やホンダ FTR223 カワサキ 250TRなどのバイクで、カスタムをしてしまうと配線が外から見えてしまうバイクに使用します。(と言っても、それ以外のバイクにも、もちろん手を抜かずに作業をしています。)

上記はトラッカーバイクでの一例でしたが、それ以外のバイクでもカスタムを行っておりますのでよろしくお願いします。
以上バイク店川口輪業こだわりのカスタム配線編でした。